設計実績

鋼管用つば出し成形加工機

配管作業を安く、早く、正確に加工できる革命的な工法を採用。ボタン一つで誰でも完璧に90度のつば出し加工が可能。

 

400型

400

加工管範囲
SUSTP 65~400A(200A~400A),
SGP 65~400A(200A~400A)
加工ヘッド
一段加工45度 二段加工90度
加工軸推力
最大 10ton
管クランプ能力
最大 14ton
電源必要容量
70~100A
用役
油圧ユニット 11kw,主軸回転 5.5kw,油循環 0.4kw
設置床寸法
1400×2900
重量
約5.5ton

250型

250

加工管範囲
SCH40 100~150A,SU 75su~200su,
SGP 65~200A
加工ヘッド
一段加工40度 二段加工90度
加工軸推力
最大 8.7ton
管クランプ能力
最大 14ton
電源必要容量
30~50A
用役
油圧ユニット 2.2kw,主軸回転 3.7kw,油循環 0.4kw
設置床寸法
980×1750
重量
約2ton

特徴

施工は簡単なルーズフランジ接合
  • 従来工法と同様のフランジ加工のため、作業者の違和感なし。
  • ルーズフランジのため、ボルト穴の位置合せ不要。作業性向上。
  • 分岐口の方向の自在調節可能。
ボタン一つのフルオート
  • スタートボタンを押すだけの簡単操作。
  • 溶接のような熟練工は不要。(どなたでも簡単かつ正確に自動加工できます。)
40秒のスピード加工
  • わずか40秒程度で1口あたりの加工完了。
  • サイズ変更の段取時間も5分程度で完了。
完璧な90度加工
  • 高精度90度加工により、配管の蛇行なし。
抜群の配管強度
  • 接合部は均一で滑らかな面精度。(技術資料①参照)
  • フレアネック部は『R』構造で応力分散。
  • 施工実績が豊富で高い信頼性。
火を使わない安全作業
  • 火を使わない安全加工。
  • リフォームにも最適。
白煙がなく地球環境にやさしい
  • 溶接時に発生する亜鉛ヒュームの発生がないため、衛生的。
  • 作業者の健康を害する酸化亜鉛ヒュームの吸引の危険性なし。
溶接不良ゼロ
  • 溶接不良による漏水なし。
  • 手直し工事不要。
ステンレスにも対応
  • 温間加工装置装着により、ステンレスパイプのフレア加工も可能。
  • 内部残留応力を極限まで排除。
  • 応力腐食割れや耐食性の問題もクリア。
現場持ち込み可能
  • 世界最軽量の2tを実現
  • トラックの2tユニッククレーンにより積載可能のため、部材の運搬費を極小化。
  • わずか畳1枚の省設置面積を実現。
3割のコストダウン
  • 溶接工法との比較(下図)で3割のコストダウン。
  • 工期を1/2に短縮。
  • 部材の無駄を削減。
    コスト比較図

施工断面図

施工断面図

技術資料

配管用炭素鋼鋼管のフレア加工部断面図ミクロ硬度測定データ

α.試料

  1. 管種 配管用炭素鋼鋼管 SGP-E-H(白)呼び100A
  2. フレア加工

試料

  1. 冷間加工
  2. 加工寸法(上図) フレア形成大率=(D-D0)/D0=0.27

β.測定結果

硬度分布
別図に示す。フレア加工の影響を受け断面硬度が上昇しているのは、フランジより約10mmの位置からである。
最も強加工を受け硬度上昇しているのはベンド部(曲がり部)であり、硬度上昇率は約2倍である。

Hv 200gf a.250型機による試料

Hv 200gf a.250型機による試料

Hv 200gf b.200型機による試料

Hv 200gf b.200型機による試料